オーストラリアの開発業者であるGraphinex社は、米国輸出入銀行(US Ex-Im)から資金調達の可能性を確保したことを受け、クイーンズランド州で年間2,500万トンの生産能力を持つEsmereldaグラファイトプロジェクトの開発を加速させる計画です。
10月22日、Graphinex社の最高技術責任者(CTO)であるマーク・ロルバック氏は、シドニーで開催された国際鉱業資源会議において、当初の4~5年計画から2~3年以内に生産を開始する計画であると述べました。
米国政府系金融機関であるUS Ex-Im銀行は、Graphinex社に対し、最大8億6,000万ドルのプロジェクト協調融資を検討しています。ロルバック氏は、この資金提供がプロジェクトの加速に役立つと付け加えました。
Graphinex社は現在、クイーンズランド州の実証プラントで1日あたり1トンのグラファイト精鉱を生産しています。同社はプラントの生産プロセスを改良しており、輸出認証用のサンプル製造に活用する予定です。
オーストラリア連邦政府は、2024年12月にグラフィネックス社に対し、エスメラルダ・プロジェクトを支援するため、300万豪ドル(195万米ドル)を交付しました。クイーンズランド州政府も200万豪ドルの助成金を交付し、このプロジェクトを協調プロジェクトと指定しました。協調プロジェクトとして、州のジェネラル・コーディネーターが承認プロセスの迅速化を支援しています。
日本のメーカーである出光興産は2024年4月にグラフィネックス社に投資し、同社の取締役会に加わりましたが、同社の株式保有状況は不明です。